★主が備えられた新しい枠★

聖書　ヨシュア記　2章8～15節

二人がまだ寝ないうちに、彼女は屋上の彼らのところへ上がり、 彼らに言った。「主がこの地をあなたがたに与えておられること、私たちがあなたがたに対する恐怖に襲われていること、そして、この地の住民がみな、あなたがたのために震えおののいていることを、私はよく知っています。 あなたがたがエジプトから出て来たとき、主があなたがたのために葦の海の水を涸らされたこと、そして、あなたがたが、ヨルダンの川向こうにいたアモリ人の二人の王シホンとオグにしたこと、二人を聖絶したことを私たちは聞いたからです。 私たちは、それを聞いたとき心が萎えて、あなたがたのために、だれもが気力を失ってしまいました。あなたがたの神、主は、上は天において、下は地において、神であられるからです。 今、主にかけて私に誓ってください。私はあなたがたに誠意を尽くしたのですから、あなたがたもまた、私の父の家に誠意を尽くし、私に確かなしるしを与え、 私の父、母、兄弟、姉妹、また、これに属するものをすべて生かして、私たちのいのちを死から救い出す、と誓ってください。」 二人は彼女に言った。「私たちはあなたがたに自分のいのちをかけて誓う。あなたがたが私たちのことをだれにも告げないなら、主が私たちにこの地を与えてくださるとき、あなたに誠意と真実を尽くそう。」 そこで、ラハブは綱で窓から彼らをつり降ろした。彼女の家は城壁に建て込まれていて、彼女はその城壁の中に住んでいた。

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会

私たちが礼拝する時問に、神様は契約を成し込げる天使の軍隊を動かされます。私たちが祈る時間に、神の権威が現れます。遊女ラハプもまた主の新しい枠を知っていて、もっとも安全で確実なその中に入りました。その結果、世界福音化の隊列に立つ答えを受けました。私たちもこの答えを受けるためには、どのようにするべきでしようか。

１．神様が行われる伝道と宣教の流れの中に入る 奴隷として売られたヨセフを通したエジプトの福音化は、神様のみこころでした。

モーセを通して出エジプトの働きを成し遂げることも、神様のみこころでした。

荒野で神様が行われたことについてのうわさは、カナンの地にすべて伝わりました。それだけでもカナンの地のすべての暗やみは崩れるみわざがありました。ついにカナンの地に入国して全世界に神様が生きておられることとキリストを伝える祝福を受けるようになりました。

２．契約の中に

契約の中に入ったラハブは、すべてのうわさをあらかじめ聞いていました。過ぎ越し祭と出 エジプト以降のすばらしい神様のみわざを聞いて信じたのです。力ナンの地の征服は神様のみこころであることを知って、神様の力と救いを信じました。天地を統べ治めておられる方は神様おひとりだけであることを信じて告白しました。

契約の中にいた斥候とラハブの出会いもまた、世界福音化を成し遂げうる計画の中にある出会いでした。

３．未来の中に

ラハブはあらかじめ未来の中にいたことが分かります。ラハブはエリコが崩れるときに、私たちを救ってくださいとイスラエルの見張り人に要請して、そのときには、赤いひもをしるしにすることを互いに約東しました。

その後、本当にラハプの信じた通りにエリコの町は陥落して、ラハプと家族だけが救われました。

その後、ラハブがダピデの先祖になり、キリストの系図の中に入るという、驚くべき答えを得ました。

今日も同じみわざが私達の現場に準備さていることでしょう。